最近、すっかり電子工作以外のネタが多くなっていますが、今日は「金星の太陽面通過(日面経過)」です。
金環日食は天体ショーとしては派手なのですが、世界的に見ると、金環日食または皆既日食がほぼ毎年のように起きています。それに比べて、金星の太陽面通過は、見た目は地味なのですが、次は105年後という、非常に貴重な天文現象です。
私も、もちろん、金環日食の時に用意したアストロ・ソーラーで作った太陽メガネと、カメラのレンズ用フィルターで観察しました。
じつは、どこかで無料でもらった太陽メガネも持っていたので、それでも観察してみたのですが、アストロ・ソーラーのほうが輪郭がくっきりして観やすかったです。
昨日の夜の時点での天気予報では、ここ京都は午前中曇りで、午後から晴れ、とのことでした。朝、6時に起きたときも、見事な曇り空。今日はダメなのかと思って、朝食を食べました。
ところが、金星が太陽面に入る時間になると、みるみると晴れてきて、見事に観察することができました。金環日食のときといい、なんと気の効くお天道様なのでしょう!
ただ、少し残念なことに、10時過ぎから雲が多くなり、11〜12時くらいは、雲に隠れている時間の方が長くなってしまいました。10時までは快調に、15分おきに撮影できたのですが、その後、思うように撮影できませんでした。仕事の都合もありまして・・・。
とは言え、これだけきれいに観察できたので、大満足です。
ちなみに、6月4日には部分月食があったのですが、この日は見事な曇り空で、どこに月があるのかさえ見えない状態でした。
さて、今年の2大天文イベントが無事終了しました。次は何を観察しましょうか。
7月15日の昼間の木星食か、8月14日の金星食か。今年は「食」の当たり年ですね。
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