うちと同じような、小学生くらいの子供連れの家族が多かったですが、中学生や大人の方も来られていました。
前半は講義室で二人の先生のご講演を聞きました。
1つめの講演は谷内先生の「水でつながる人と生き物の世界」というお話でした。子供にはちょっと難しそうでしたが、大人にはとってもおもしろいお話でした。
そして、2つめの講演は川北先生の「葉もぐり虫の生活」というお話でした。
とても身近でありながら、あまり知られていない「葉もぐり虫」という虫のお話です。植物に関心のある人なら誰でも一度は見たことがあると思いますが、葉っぱにある白い迷路のような筋や下の写真のような白い模様が、実は葉もぐり虫の仕業だったのです。
このような模様は、葉もぐり虫が葉の中にもぐりこんで葉を食べた跡で、「マイン」と呼ぶそうです。
上の2枚目の写真の葉を光に透かしてみると、下の写真のように小さな細長い虫が入っていることが見えます。下の写真は、上の2枚目の写真と同じ葉です。葉もぐり虫が2ひきいるのがわかりますか?
葉もぐり虫というのは、このように葉の中にもぐり込んで葉を食べる虫のことで、ハモグリガやハモグリバエの幼虫だそうです。
先生のお話がとっても楽しく、子供たちも興味津々で聞き入っていました。
そして、実際に、葉もぐり虫が葉の中で葉を食べる様子を、顕微鏡で観察させていただきました。
最後に、生態学研究センターの森で自然観察会です。ここで、自然の中の葉もぐり虫も観察しました。葉もぐり虫以外にも、いろいろ観察しました。
うちの子供たちは、すっかり葉もぐり虫のファンになって帰ってきました。とても楽しいイベントでした。生態学研究センターの先生方、ありがとうございました。
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