・マイコンの変更:PIC16F630→PIC16F1823
・ベストタイム記録機能追加
・スリープ機能追加
基本的な動作、遊び方は前のバージョンと同じです。
まず、回路図はこちらです。前のバージョンからの変更点はタクトスイッチを追加しただけです。
使用している電子部品はこちらです。(電池ケースなどは省略)
マイコン | PIC16F1823-I/P |
7セグLED(アノードコモン) | GL9A040G |
圧電スピーカー | PKM13EPYH40000-A0 |
抵抗 | 470Ω×7本 |
タクトスイッチ | DTS-6 |
クリップ付きコード | 小クリップ付きコード |
ブレッドボードの配線図はこんな感じです。
完成品はこんなのです(前の写真の使い回しです)。
ブレッドボードの写真です。
ゴールは直径0.9mmのしんちゅう線を使っています。
コースの針金とゴールのしんちゅう線は接触しないようにして下さい。
スタートは下の写真のようにかまぼこ板を使って作ります。
スタートにも0.9mmのしんちゅう線を使っています。スタートの真鍮線にはエナメル線をはんだ付けして、ブレッドボードのマイコンの端子に接続します。はんだ付けができない場合は、クリップコードで接続してもよいです。
ここでも、やはりコースの針金とスタートのしんちゅう線は接触しないようにします。
「ゴール」と「スタート」は、便宜上 「ゴール」と「スタート」と呼んでいますが、機能的にはどちらも同じで、どちらからスタートしても構いません。
操作棒は0.9mmのしんちゅう線でループを作って、割り箸の先に取り付けます。しんちゅう線にはリード線(ビニル被覆線)をはんだ付けして、ブレッドボー ドのマイナスのラインに接続します。これも、やはり、はんだ付けができない場合はクリップコードを使って接続して下さい。
マイコンのソフトはこちらです。
<イライラ棒のマイコンのソフト>
今回のソフトの開発は、MicrochipのMPLAB Xを使っています。コンパイラはXC8です。
<遊び方>
操作棒の先のループを「スタート」のしんちゅう線に触れた状態がスタート準備状態です。
操作棒の先のループを「スタート」のしんちゅう線から離すとスタートです。そこからタイムの計測が始まります。
コースの針金に操作棒のループが接触しないようにゴールまで行きます。
ゴールの真鍮線に操作棒のループを接触させるとゴールです。ゴールするとタイムの計測が止まり、記録が表示されます。
最速タイムを記憶する機能があります。最速タイムを出すと簡単な音楽が鳴ります。
スリープ機能:タクトスイッチを押すとスリープモードになります。タクトスイッチをもう一度押すとスリープから復帰します。
最速タイムの表示とクリア:スリープから復帰するときに、タクトスイッチを約3秒長押しすると最速タイムが表示されます。
さらに、そのままタクトスイッチを押し続けると、「ピー」と鳴って、最速タイムがクリアされます。
<注意>
このページで紹介しているイライラ棒の作り方は、部品を買い集めただけでは作れませんのでご注意下さい。マイコンへのプログラムの書き込みが必要になります。
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