先月の会と同様に、今日も朝からとても蒸し暑かったのですが、クーラーのない会場に、みなさん集まっていただきました。
熱中症対策に、参加者のみなさんには水筒持参でお越し頂きました。そして、ささやかですが、塩アメを用意させて頂きました。。。でも、なぜか、うちのアシスタントが一番たくさん食べていたような気が・・・。
さて、今月のテーマは「エレキ・カリンバ」です。
「カリンバ」は「親指ピアノ」とも呼ばれるアフリカの楽器です。
単なるカリンバでも、立派な工作になるのですが、ここは一応「電子工作」ということで、「エレキ」にしてみました。
というわけで、まずは回路を作ります。
実は、今回の回路はマイコンを全く使わない、純粋なアナログ回路です。
マイクで音を拾って(電気信号に変換して)、それをアンプ(増幅)して、スピーカに接続するというものです。アンプはICを使っていますので、非常に簡単な回路です。
といっても、そんなこと、小学生たちにはどうでもよさそうですが・・・。
回路が完成したら、カリンバ本体を組み立てます。
カリンバのキーは、本当は金属の棒なのですが、今回は加工しやすいように竹を使いました。
キーの長さで音程が決まるのですが、うまく「ドレミ」となるようにするのは音感がないと難しいです。
そんなときのために、便利なものがありまして、パソコンでチューニングできるアプリがあります。
ちなみに、使用したソフトはこちら↓
<SoftTuner>
今回の作品の完成のかたちは2とおりありまして、1つは小型のスピーカーがつながるタイプと、もう1つはAVケーブルでテレビのビデオ入力の音声に入力してテレビのスピーカーから音が聞こえるタイプです。
後者のテレビに接続するタイプを作っていただいた方は、その場で実際の動作を確認できません。おうちに帰って、テレビに接続してみて、初めて、ちゃんと動作するか確認できるのことになります。
このタイプを作られた方々、おうちに帰って、無事、ちゃんと動作したでしょうか?
もし、うまく動作しない場合は、次の2点をご確認下さい。
・AVケーブルの端子の外側の金属が、少しゆるいものがあるようです。軽く内側に向けて押さえて、テレビ側の端子の外周の金属部分にきちんと接触するようにして下さい。
・ブレッドボードをケース内に組み込んだ時に、配線の一部、特にコンデンサの長い足などが、他の端子や配線などと接触してしまっている可能性があります。一度、底フタを開けて、ブレッドボードの配線を再確認して下さい。コンデンサの足が折れて倒れていたら、まっすぐ挿しなおして下さい。
このテレビに接続するタイプは、うまく動作するとけっこう楽しいと思います。が、大人的にはテレビを占拠されて、ちょっと迷惑かもしれません、スミマセン。
さて、来月8月はお休みさせて頂きます。次回は9月になります。
夏休み中、工作などでご質問、ご相談などありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
★☆ ★☆ ★ 今後の予定 ★☆ ★☆ ★
日程 | テーマ | レベル |
9月14日 | ねんどで回路を作ろう |
低
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10月5日 | ヌメロン・マシン(仮) |
中
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11月9日 | ブレッドボードで遊ぼう |
低
|
12月7日 | 光る星座盤(仮) |
低
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※日程、テーマは変更になる場合があります。
※参加者の多い樫原小学校など、桂周辺の小学校の行事とは、なるべく重ならないようにしたいと思っていますので、土用参観など行事日程の情報があればご連絡下さい。
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