2011年12月22日木曜日

祝!秋月賞受賞!

日が前後しますが、先週の日曜、12月11日に電子工作フェスティバル2011へ行ってきました。電子工作フェスティバルとは、電子工作コンテストの最後を飾るイベントで、コンテスト応募作品の展示や授賞式のほか、ワークショップなどもあります。
このイベントは東京で行われたのですが、遠路遥々、東京まで行ってきました。その理由は、この記事のタイトルからご察しのとおり、電子工作コンテストへ応募した私の作品「7セグLEDゲーム×4」が、企業賞の秋月賞を受賞したからであります。

イベントは秋葉原近くです。秋葉原に着いたら、会場へ行く前に、まずはこちらへ行きました。

いつも電子工作の部品調達でお世話になっている秋月電子さん。そして、今回、秋月賞受賞ということで、記念撮影しておきました。ついでに、17日の親子で電子工作のために、不足している部品を調達。

そして、イベント会場である3331 Arts Chiyodaへ向かいました。イベントの開場時間12時の前に行って、展示のセッティングをしました。
私の展示はこんな感じで、ちょっと寂しいです。
お隣は「あおき」さんです。「自転車型ロボット ばいしく〜る」と「一輪車ロボット おっとっと」という素晴らしい2作品を出展されています。この2つのロボットのモデルは村田製作所セイサクくんとセイコちゃんということで、ものづくり市の開催地である長岡京市に本社のある会社ということで、なんとなく親近感があります。
というわけで、2台のロボットと一緒にうちの子どもたちと記念撮影をさせて頂きました。
あおきさんの2つのロボットは、とても完成度が高く、一輪車は大賞にもノミネートされているほどで、そのため、お客さんがたくさん来ます。そのおかげで、ついでに隣の私の作品も見ていってもらえるので、寂しくならずにすみました。あおきさんに感謝です。

ところで、このイベントでは、簡単な電子工作を体験できる2つのワークショップも用意されています。うちの子供たちは、このようなワークショップが大好きで、今回ももちろん参加させていただきました。

1つは「こばやしひでみつ」さんの「てれねこ」作りです。小学4年の上の子が参加しました。うちの子はこれまで、工作はいろいろ体験しているのですが、このワークショップは手芸の縫い物作業が主体で、うちの子には新鮮で、とても喜んでいました。できたものも、とても可愛くて気に入っていました。


もうひとつは、「えとうゆうこ」さんの「LEDOLLでサンタを作ろう」です。こちらには小学2年の下の子が参加しました。樹脂粘土とLEDを組み合わせて、可愛いサンタさんをつくりました。下の子は粘土が大好きで、こちらも大喜びでした。
こばやしさん、えとうさん、ありがとうございました。

その後、イベント会場では「TELESCOPE」さんのライブがありました。
 ライブ中、カラフルに光る巨大バルーンが飛び交い、子供たちはバルーンを追いかけ回して、大はしゃぎでした。

そして、最後に授賞式です。大賞は音波可視化装置「サウンド音波nel」でした。お隣のあおきさんの「一輪車ロボットおっとっと」は、優秀賞とヴィストンロボットショップ賞を受賞されてました。さすが。受賞作品一覧はこちら
そして、私の「7セグLEDゲーム×4」は秋月賞を受賞しました。一応、舞台の上で表彰状を頂きました。ほかの方々が立派な作品で受賞されているのに比べると、ちょっと恥ずかしかったですが・・・。
最初から、大賞は無理とあきらめていて、秋月賞ねらいの応募だったので、とても嬉しいです。
審査員さんのコメント「シンプルイズベスト。7セグ一つでよくここまで作り込んだと感心しました。」と、まさに私のコンセプトを評価していただけて嬉しいです。
そして、頂いた賞品はこちら。
ルネサスRX621使用RXマイコンボード(高性能32ビットマイコン)超大型表示マイコンデジタル時計キッット、それと、賞金1万円です。秋月電子さん、ありがとうございます。頂いた賞金で、これからも電子工作に励みたいところですが、喜んで家族みんなで東京まで行ったものですから、大幅な赤字となってしまいました・・・。しばらくは、在庫品を使った倹約電子工作です。


にほんブログ村 その他趣味ブログ 電子工作へ
↑最後まで読んでいただいた方はこちらのリンクをクリックしてランキングにご協力下さい。

2011年12月17日土曜日

12月の親子で電子工作@子供の家 開催しました

本日、第2回目となります12月の「親子で電子工作」を「月見ケ丘子供の家」を開催しました。
今回も定員(のつもり)をオーバーするたくさんの親子の皆様にご参加いただきました。


本日の内容は、もうすぐクリスマスということで、LED光ファイバーツリーです。
ツリーを作る前に、まずLEDを光らせる回路を作ります。LEDはRGBフルカラーLEDというものを使います。このLEDは赤、緑、青の三色のLEDが1つのパッケージの中に入っています。せっかくなので、3つの色を1つずつ光らせたり、2つの色を組み合わせて光らせたりして、光の三原色の実験も体験してもらいました。
その後、ツリー用の回路を作りました。
2回目の参加ので、手慣れたお子様は、テキパキと回路を作っていってました。
回路が完成したら、一旦、ここで動作確認をします。うまくできていれば、LEDをが光って音楽が鳴ります。うまく動作した瞬間、お子様たちはとても嬉しそうな顔をしてくれます。


回路ができたら、次はツリー部分を作ります。タミヤの「透明ソフトプラ材2mm丸棒」を光ファイバーのように使ってツリーを作ります。この材料は手で簡単に曲げられるので、子どもたちに、自由に、好きな形のツリーをつくってもらいました。
その後、キラキラモールやスパンコールなどを使ってツリーに飾り付けをしていきます。
電子回路を作る作業と違って、ツリーの形づくりと飾り付けは、子どもたちが自由にできるので、より一層楽しそうに、作っておられました。


個性あふれる作品ができあがりました。


本日、ご参加いただいた皆様、できた作品はいかがでしたでしょうか?夜に暗い部屋で光らせると、なお一層きれいに光って見えます。

今回作ったLED光ファイバーツリーの作り方は、<こちら>の記事をご覧ください。ただし、今回の工作教室用に、作り易くするために一部変更しているところがあります。

(追記)
このファイバーツリーの材料があと1組残っています。
ご希望の方がおられましたら、ご連絡ください。
ただし、第1回または第2回の参加者の方に限らせていただきます。


にほんブログ村 その他趣味ブログ 電子工作へ
↑最後まで読んでいただいた方はこちらのリンクをクリックしてランキングにご協力下さい。

2011年12月11日日曜日

皆既月食の写真

昨夜(12月10日)皆既月食がありました。昼間は曇りがちで心配した天気も、ちょうどその時間帯は見事に快晴で、きれいに観測することができました。
見事にきれいに見えたので、写真を撮ってみました。
普通のコンパクトデジカメですが。

22:42 半分くらい欠けたところです。


22:58 ほとんど欠けています。

23:02 皆既直前です。


23:12 皆既月食中です。

23:30 食がほぼ最大のときです。

最後に、皆既月食中の月とオリオン座とのツーショットです。

寒かったです。



にほんブログ村 教育ブログ 理科教育へ
↑最後まで読んでいただいた方はこちらのリンクをクリックしてランキングにご協力下さい。
↓ついでに、下のリアクションもチェックお願いします。

2011年12月5日月曜日

12月の天文ショー

電子工作とは関係ありませんが、天文系も好きなので、紹介させて頂きます。
もうすぐ2つの天文イベントがあります。

1つは12月10日の皆既月食です。
今年は6月16日にも皆既月食がありましたが、そのときは、欠け始めが3時半頃からと、深夜から明け方にかけてという時間帯で観測し難く、また、食の最大は月が沈んでから後なので、月食を最後まで観察できない、というものでした。しかも、当日は残念ながら悪天候で、あまり観測できなかったようです。
今度の12月10日の皆既月食は日本全国で、月食の最初から最後まで観測できるそうです。このような好条件の皆既月食は2000年7月16日以来とのことです。
ちなみに、次回の皆既月食は、3年後の2014年10月8日です。

月食の時間は次のとおりです。
欠け始め21:45
皆既始まり23:06
食の最大23:32
皆既終り23:58
食の終り25:18

<参考サイト>
国立天文台NAOJA:「皆既月食を観察しよう
つるちゃんのプラネタリウム:「全国で好条件の皆既月食 2011年12月10日


もう1つは12月14日頃の双子座流星群です。
双子座流星群は毎年恒例の3大流星群の1つです。ちなみに、3大流星群のあとの2つは
ペルセウス座流星群:8月15日前後
しぶんぎ座流星群:1月4日前後
です。
双子座流星群は毎年安定して多くの流星が見られ、年間最大の流星群と言われているようです。ただ、今年は18日が半月で、極大日の14日の夜には月齢19の明るい月が一晩中出ているので、少し観測条件が悪く、小さな流星は見えにくいようです。
流星出現のピークは12月15日の深夜2時頃の予想です。観測は14日夜から15日未明にかけて行うのがよいでしょう。この日を過ぎると流星の出現数が急激に減り、逆にこの日より前にはの流星が出現するようです。
放射点はふたご座ですが、流星は必ずしも双子座付近に出現するわけではなく、空全体のいろいろな方角に出現するようです。

<参考サイト>
国立天文台NAOJA:「三大流星群の紹介
つるちゃんのプラネタリウム:「双子座流星群
AstroArts:「特集 2011年ふたご座流星群

12月の天文イベントを、親子で是非、観測してみてください。



にほんブログ村 教育ブログ 理科教育へ
↑最後まで読んでいただいた方はこちらのリンクをクリックしてランキングにご協力下さい。
↓ついでに、下のリアクションもチェックお願いします。