電子工作コンテスト2011に応募した作品です。
使用する部品は次の表のとおりです。
マイコン | PIC16F1823 |
7セグLED | GL9A040G(アノードコモン) |
圧電スピーカー | PKM13EPYH4000-A0など |
スイッチ | タクトスイッチ |
抵抗 | 470Ω×7本 |
ブレッドボード | EIC-301 |
電池ボックス | 単三×2本 |
電池スナップ | こんなもの |
ここで使っている7セグLEDは、一般的なものとピンの配置が違います。ご注意下さい。
電池と導線を除いた上記の部品代の合計は334円と超安価です(2011年10月現在の秋月電子の価格で、一部部品は多数個購入時の単価)。
回路は7セグLEDゲーム×3とほとんど同じです。10kΩの抵抗が要らなくなっただけです。
ブレッドボードの配線も、7セグLEDゲーム×3と基本的に同じですが、ゲームの切り替え用のスイッチ配線を使いやすく変更したり、電源用のスイッチ配線を追加しています。その関係で、マイコンなどの位置が少しずれています。
赤い点線で丸く囲んだ部分の配線で電源のON/OFFをします。
赤い線で丸く囲んだ2つの配線で、4つのゲームを切り替えます。
電源のON/OFFや、ゲームの切り替えに使う配線は、頻繁に抜き差しするので、抜き差ししやすいように下の写真のように導線をつまみを付けた形に曲げたものを使っています。100円ショップで売っている真鍮線の0.55mmのものが、太さ硬さが調度良いです。
完成品はこんなのです。電池からのリード線は、ブレッドボードの隅の穴に一周巻きつけてから差し込んでいます。こうしておくと、リード線が動いても、差し込み部の接触が不安定になりません。また、リード線の差し込み部分が切れにくくなります。
↓PICマイコンのソフトはこちらです。
<7セグLEDゲーム×4のプログラム>
Hi-Tech Cので書いたソースと、MPLAB Xのプロジェクトも一緒に入っています。
ただし、Linuxで編集しているので、Windowsで使う場合は、ファイルは一応、ちゃんと開けると思いますが、ビルドするには少し設定のしなおしが必要です。
ソースファイルは公開していますが、かなり継ぎ接ぎで、あまり整理できていなくて、コメントもあまり書いていないので、かなり見難いです。ご容赦下さい。
各ゲームの遊び方は下のリンク先の記事をご覧ください。スロットマシンとネズミキャッチャーは、少しだけ変更していますが、基本的な遊び方は同じです。
1.スロットマシン
2.ネズミキャッチャー
3.早撃ちオッドマン
4.7セグは独身に限る
スロットマシン以外の3つのゲームは最高得点記録機能がついています。
ゲームの選択をして、ゲーム番号が表示されている状態で、スイッチを長押しすると現在の最高点が表示されます。
最高点をクリアするには、スイッチを一旦電源を切り、スイッチを押した状態で電源を入れ、そのままスイッチを押し続けます。すると、「ピー」と鳴ってクリアされます。
最後に、ご注意です。
このブログを初めてご覧になる方はご存じないかもしれませんが、
この作品を作るには、上に記載の部品を買ってくるだけでは残念ながら、だめなのです。マイコンにプログラムを書き込む必要があります。
マイコンへのプログラム書き込みについては「こちら」の記事をご参照下さい。
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