2012年3月10日土曜日

3月の「親子で電子工作@子供の家」開催しました


昨年11月から月1回開催しています「親子で電子工作教」の当初予定の最終回であります第5回を「月見ヶ丘子供の家」で開催しました。

これまでは、いつも定員を大きく上回るたくさんの方が参加して頂いていましたが、今回は少し少なめで、ちょうど定員の10組の親子さんです。とは言っても、お子さまの数は10人以上です。席もいつもより少しゆったりと座って頂けました。


今日の内容は「アクリル板に光るお絵かき」です。作るものは少し地味な感じですが、回路を作って、アクリル板に絵を描いて、と作業量は結構多めです。なので、参加人数が少し少なめでちょうど良い感じでした。


まずは、いつものようにブレッドボードに回路を組んでいきます。こちらのリンク先の作り方は半田付けで作っていますが、今日はブレッドボードは使って回路を組みました。また、LEDを2色使って、スイッチで色を切り替えられるようにしています。今回の作り方は、また後日紹介させていただく予定です。

回路が完成したら、次はアクリル板に好きな絵を描きます。「絵を描きます」と言ってもペンで描くのとはわけがちがって、アクリルを掘って絵を描くので、小さいお子様にはけっこう大変な作業です。アクリルを掘る道具として、短く切ったピアノ線を割り箸の先に刺したペンを用意しました。このピアノ線ペンで、結構きれいに絵を描いてくれていました。


そのほかに、ダイソーのルーター(ダイソーと言っても100円ではないのですが・・・)も使っていただきました。ルーターを使うときは、一応、安全のために保護メガネをしてもらいました。かわいい女の子も、すてきなおじさんに大変身です・・・。



こうして苦労をして絵を掛けたら、LEDの回路とアクリル板を組み合わせて、ケースに組み込んで完成です。



写真ではちょっと分りにくいですが、みんなかわいい絵がきれいに光っています。
実を言いますと、このネタをやろうと考えたとき、アクリル板に絵を描くのが難しいことと、完成した作品が少し地味なので、子供たちに喜んでもらえるか心配だったのですが、やってみると、みんな、予想以上に上手に絵をかけて、きれいに光るので、それなりに喜んでもらえたのではないかと、勝手に思っていますが、ご参加頂いた皆様、いかがでしたでしょうか?

ところで、今日も、子供たちが作ってくれているのを見ていて、素晴らしい天才少女を発見しました。最後の工程で、アクリル板と回路をケースに組み込むところなのですが、実はこの作業が少し難しいのです。少し難しいのと、強力な両面テープで、いくつかの部品をくっつけるので、失敗すると修正が難しいので、本当に組み立てる前に、テープがくっつかない状態で、一度、仮組みして、作業手順を確認、練習してもらいながら進めていったのです。そして、一番むつかしい作業が無事終わって、残すは、後一箇所、簡単な作業となったので、私はこれまでの仮組みでの確認を省略して、「じゃ、あとはこれをここにくっつけて完成です」と簡単に説明して、やってもらったところ、一人の子は、なんと、その作業でも、本当にくっつける前に、一度仮組みして、くっついたイメージを確認してから、本番のくっつける作業に入ったのでした。なんと、その子は、小学校1年の女の子なのです。私の文章が下手なのでわかり難いかもしれませんが、この動作は、ものづくりのセンスの良さをが現れています。自分でものづくりをよくされる方なら、きっとこのセンスがわかってもらえると思います。

さてさて、最後に、わけのわからんオヤジの独り言を書いてしまいましたが、とにかく、子どもたちのものづくりをみていると、いつもおどろきと、楽しさがいっぱいです。

冒頭に、「当初予定の最終回」と書きましたが、4月以降も引き続き開催させていただきます。
それでは、またのご参加をよろしくお願い致します。


★☆ ★☆ ★ 今後の予定 ★☆ ★☆ ★

日程内容レベル
4月21日LED+ねんど=光る人形
5月19日手描きピアノ
6月16日LED万華鏡
7月7日デジタル電圧計と手づくり電池
※日程、内容は変更になる可能性があります。
※詳細は後日、当ブログに掲載致します。


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