みなさん、ご存知、今年の天文関係の最大イベント、金環日食です。
巷では日食めがねが大量に販売され、そして、それでも近所のスーパーなどでは数日前には売り切れ続出だったようですが、私は数ヶ月前から準備万端で今日に望みました。
アストロ・ソーラーのA4サイズのシートを購入していました。購入したのは国際光器さん。それまで知らなかったのですが、近所にこんな天文機器の専門店があったとは。しかし、住宅街のど真ん中に、ひっそりと。
そして、昨日の日曜日、子供たちと日食めがねを作りました。フレームは牛乳パックを切り抜いて作りました。ついでに、上の丸い2つは、カメラ撮影用のフィルムです。レンズにかぶせて使います。
作ってみたので、試してみようと思ったのですが、昨日はあいにくの曇り空。写真撮影の条件なども試しておきたかったのですが、曇っていて、うまく撮影できませんでした。
で、今日、日食当日、 朝、6時前に目を覚まして、早速、空を確認すると、なんとか晴れています。が、雲もかなりあります。ここ京都では日食が6時17分に始まりました。それなりに日食を見ることができますが、雲も多く、晴れたり、曇ったり・・・。金環日食になる7時30分は、どうなっているか、心配しながら朝食を食べ、朝の支度を済ませてしまいます。
そして、いよいよ金環日食になる時間です。天気は、なんと、見事に晴れています!きれいに観察することができました。写真撮影も、コンパクトデジカメながら、それなりにうまく撮れました。ネット上には、おそらく、もっと上手な写真があちこちにたくさん載っていると思いますが、せっかく撮影できたので、一応、載せておきます。
近所の公園には、意外と近所の人々の姿は少なく、うちの家族と、うち子供の友達家族、あと、近所の方々数人程度でした。
7時頃に、うちの子供の友達から電話がかかってきて、「日食めがね持ってる?見せて!」と。
で、残っていたアストロ・ソーラーで、日食メガネを2つ、急遽、追加で作りました。
昨日、うちの家族全員分、4個作っていたので、合計6個、それと、3年前の部分日食のときに、青少年科学センターでもらった、簡易的なものが5つ。近所の公園にいた、ご近所さんにも見てもらうことができ、大活躍でした。
子供たちは、大満足して8時なって、学校へ出発していきました。・・・私はと申しますと、会社を少しさぼって、もう少し日食の余韻を楽しみました。
金環日食が終わって、まるで日食ショー全てが終わったかのように忘れ去られてしまいそうですが、その後も、8時55分ごろまで日食は続いています。そんな寂しげな日食の太陽さんを撮影しておきました。下の写真は、本当に、日食が終わる直前です。
全国的には、けっこう雲が多く、残念ながらあまり日食が見られなかった地域も多かったようですが、京都では幸運にも、金環日食の時間帯は見事に晴れて、しっかり観察することができました。
皆様、いかがでしたでしょうか?
もし、今日の日食を惜しくも見られなかった方、日食メガネを捨てるのはまだ早いです。次は再来週、6月6日に、もう一度、日食メガネの出番がやってきます。「金星の太陽面通過(日面経過)」というのがあります。 金星が太陽の前を横切る現象で、今世紀最後だそうです。金環日食ほど派手さはありませんが、貴重な天文現象です。
ただ、金星の影はかなり小さいので、太陽の一部に、小さなホクロのように見えるそうです。日食グラス+肉眼でも観測可能なようですが、今回、日食を見てみて、輪郭がはっきり見えた良質の日食グラスがよいようです。アストロ・ソーラーは、さすが、輪郭がけっこうはっきり見えたので、きっと大丈夫と思っています。詳しい観察方法はこちらの国立天文台のHPなどをご覧下さい。
ついでに、天文ネタをもう1つ、 6月4日には部分月食があります。詳しい情報はこちらのつるちゃんのプラネタリウムをご参照ください。
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