回路に使用する部品は次の表のとおりです。
マイコン | PIC10F200 |
ブレッドボード | BB601 |
スイッチ | タクトスイッチ |
LED | 3mmの弾丸型でお好きな3色 |
抵抗 | LEDに応じて100Ω〜1kΩ |
ボタン電池 | LR44×2個 |
LEDは3mmの弾丸型のもので、お好みの色3色を選んで頂ければよいです。5mmの弾丸型でも大丈夫です。私が使ったのは青、緑、赤の3色です。ただし、電池が2個で電圧が約3Vなので、青や緑の場合は順方向電圧が3V程度と低めのものを選ばないとちゃんと光りません。青色の場合、順方向電圧が3.6Vと高いものもあるのでご注意下さい。
それと、なるべく高輝度タイプのものの方がよいです。ボタン電池を使うので、電池容量が小さいので、なるべく電流を少なくしたほうが電池を長持ちさせられます。
回路図はこんなのです。
そして、ブレッドボードの配線図はこんなふうになります。
電池は、LR44に下の写真のように真鍮線(または銅線)を「し」の字形に曲げて、プラス極とマイナス極に貼りつけ、ダブルクリップではさみます。このとき、マイナス極(おへそ側)につけた真鍮線が周囲のプラス極に接触しないように注意してください。またダブルクリップは絶縁のため黒などに塗装されているものがよいです。サイズは15mm程度のものが適しています。
PICマイコンのプログラムはこちらです。ソースはHi-Tech PIC Cのv.9.82です。バージョンが異なると、レジスタの定義名などが微妙に違う場合があるのでご注意下さい。
・バイナリ(hex)ファイル:pic10f200_kaleidoscope.hex
・ソース:pic10f200_kaleidoscope.c
このPICのプログラムでは、3色のLEDをランダムに光らせています。LEDの光り方も、PWM制御で明るさを3段階に変えています。タクトスイッチで動作をON/OFFします。OFFのときはPICはスリープモードになっています。
ブレッドボードが完成したら、万華鏡のに取り付けます。
万華鏡はダイソーの「万華鏡組み立てキット」を使いました。ブレッドボードが完成したら、万華鏡のに取り付けます。
万華鏡キットの筒の先につけるキャップ(ビーズなどを入れる側)の側面に、LEDを差し込むための穴を3つ開けます。そして、下の図のようにLEDを差し込みます。
万華鏡とブレッドボードを合体させて、このようになります。
LEDの足をブレッドボードにさして、頭を万華鏡にさすのが少し難しいですが、うまく足の形を整形してさして下さい。そして、LEDの頭が万華鏡のキャップから抜けないように、ビニルテープでキャップの周囲をぐるりと巻いて固定します。
上の写真はボタン電池が付いていない状態です。完成形はボタン電池をブレッドボードの両側の側面についています。
あとは、普通に万華鏡を組み立てる要領で、キャップにビーズを入れてフタをして、筒にはめ込みます。そして、筒に3枚のミラーを入れて、覗く側のキャップをして完成です。
覗くとこんなふうに見えます。ただし、この写真では上の回路とは異なりLEDが赤、緑、黄の3色です。
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