新型コロナウイルスの影響で最近、開催がまばらですが、4月に続いて連続して今月も開催できました。
感染対策のため、今回も教室内の人の密度を下げるため、1回の人数を減らし、時間を短縮し、午前中、2回に分けて、開催し、さらに午後はオンラインで開催しました。参加者のみなさんには検温と、マスク着用と手の消毒をお願いし、私とアシスタントの妻はマスク+フェイスシールドを着用しました。机を全て外(壁や窓)に向けて、家族以外の参加者さん同士が向かい合わないレイアウトにしています。
今回のネタは「赤外線無線でモールス信号」です。テレビのリモコンなどに使われている赤外線リモコンの仕組みを勉強して、その通信方法を使ってモールス信号を送受信する装置を作ります。
まず、赤外線リモコンの信号を受信する回路をつくります。赤外線リモコン受信モジュールを使って、赤外線リモコンの信号を受信するとLEDが光る、という簡単な回路です。
次にLEDが点滅する回路を作ります。こちらはタイマー555というICを使って作ります。タイマー555を使って、「ししおどし」の原理でLEDが点滅する仕組みを勉強しました。ちょっと理科のお勉強のような難しい説明をしましたが、お子様たちに理解してもらえたでしょうか?
そして、この点滅回路を応用して、赤外線リモコンの信号を送信する回路を作ります。赤外線リモコンの信号は赤外線を1秒間に38,000回(38kHZ)点滅して信号を送っています。先ほどのタイマー555を使ったLED点滅回路を変更して、赤外線LEDを38kHzで点滅させる回路を作ります。これが赤外線リモコン信号の送信機です。
赤外線LEDは、光っていても肉眼では見えませんが、スマホのカメラで見てみると、赤外線が出ているのが見えます。
これで赤外線無線信号の送信装置と受信装置が完成しました。この送受信機で、部屋の両端くらいの距離で信号を送受信することができます。この送受信機を使って、モールス信号を送ってみました。でも、モールス信号は、ちょっと複雑なので、難しかったかな?
★☆ ★☆ ★ 今後の予定 ★☆ ★☆ ★
日程 | テーマ | レベル |
6月11日 | 未定 | ? |
7月9日 | 未定 | ? |
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