2012年2月24日金曜日

親子で電子工作教室 3月のご案内

昨年11月から「親子で電子工作教室@子供の家」を月1回のペースで開催しています。3月に第5回を開催予定です。

内容は、このブログで紹介しているような簡単な電子工作です。半田つけなしで、部品をブレッドボードに挿していくだけで電子回路が作製できます。電子回路を作る電子工作の要素と、図工的な工作の要素とを組み合わせて、自分だけのオリジナル作品を作っていただきます。

◆日時:3月10日(土)10:00〜(12:00)
◆対象:小学生の親子
    (原則、親子で参加、高学年は子供だけでも可)
◆参加費:1回500円+材料代600円
    2人目のお子様は参加費200円+材料代)
◆場所:月見ヶ丘子供の家
    阪急桂駅から西へ徒歩約10分
◆定員:約10組
◆内容:光るお絵かき
    (リンク先の記事と動作はほぼ同じですが、回路、外観は変更しています)
◆持ち物:えんぴつ、消しゴム、油性ペン(細)、はさみ、マスク、下絵
     ※過去に製作した作品が不要になった場合、お持ち頂ければ、ブレッドボードなど再利用可能な部品の分を材料代から割り引かせていただきます。
◆準備:
      ・アクリル板に描く絵の下絵を紙に描いて持って来て下さい。下絵は裏から見た(ミラー反転)絵を描いて下さい。サイズは約8cm×8cmです。
      ・使用するLEDの色を次の2色から選んでください。
            赤、青、緑、白、ブラックライト(紫外線)


 ★☆ ★☆ ★ 今後の予定 ★☆ ★☆ ★

日程内容回路レベル工作レベル
3月10日光るお絵かき
4月LED + ねんど
5月手描きピアノ
6月LED万華鏡
(4月以降の内容は変更になる可能性があります。)

★☆ ★☆ ★ 参加申し込み方法 ★☆ ★☆ ★
参加ご希望の方は<こちらのメール>に、下記の内容を記入してお送り下さい。

・お子様のお名前、学年
・保護者のお名前
・ご連絡先(メールアドレス)
※連絡先が携帯メールの方は、こちらからのPCメールが受信できるように設定をお願いします。
gmailからご連絡させていtだきます。

お申し込みはこちら
※ご質問なども、このメールへお願いします。


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2012年2月18日土曜日

2月の「親子で電子工作@子どもの家」開催しました


昨年11月から月1回開催しています「親子で電子工作教」の第4回を「月見ヶ丘子供の家」で開催しました。

今朝は京都でこの冬最大の積雪で、西京区の桂の子どもの家周辺でも5cmくらい雪が積もりました。電子工作に自転車で来られる方もおられるので、ちょっと心配です。
そして、寒い!朝の10時開始なので、寒いです。
でも、うちの子供たちは、雪に喜んで、会場準備も手伝わずに、前の公園で遊んでいます。しかも、チョー薄着、ジャンパーも着ずに。
会場の幼稚園の部屋にも備え付けのストーブがあるのですが、それだけでは寒いかも、と思い、うちからもストーブを1台運び込みました。

雪で遊ぶ子供たちを連れ戻し、会場の準備のお手伝いです。


悪天候なので、みなさん来ていただけるか心配しましたが、みなさん、無事に来ていただきました。
 今回も、定員を大幅に上回るたくさんの方にご参加頂きました。っていうか、定員ってあるの?というツッコミが聞こえてきそうですが・・・。

さて、今回作るのは「イライラ棒」です。リンク先の記事と動作はほぼ同じですが、回路、外観は変更しています。主な変更点としては、最短時間記録機能を追加しています。この新しいバージョンの作り方とマイコンのソフトは後日紹介させていただきます。

みんな、一生懸命製作中です。ほとんどの方が、3回目か4回目になるので、ブレッドボードでの回路の製作はずいぶん慣れてきました。
毎回参加してくれている人で、何人か、既に達人なお子様がいます。今回も、「わかる人は自分で資料を見て回路を作り始めてください」と言って、10分もしないうちに完成して、動作もOKという達人がいました。きっと彼は工作の天才です。将来が楽しみです。

いつも、運営がドタバタで、作っていただいた作品の写真をあまり撮れないのですが、今回はいくつかの作品を無事撮影させて頂きました。





みなさん、個性的で楽しい作品です。いくつかは、ウルトラ超級に難しそうな作品もありました。無事ゴールできるまで、かなりイライラすることでしょう・・・。

またのご参加をよろしくお願い致します。


★☆ ★☆ ★ 今後の予定 ★☆ ★☆ ★

日程内容回路レベル工作レベル
3月10日光るお絵かき
4月LED+ねんど
※実際に製作していただくものは、リンク作の作品と多少異なります。
※詳細は後日、当ブログに掲載致します。


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2012年2月10日金曜日

なかよしタッチオルゴール CPS版

1月の「親子で電子工作@月見ケ丘子供の家」で製作した「なかよしタッチオルゴール」の作り方を紹介します。ただし、スピーカには圧電スピーカーを使った簡単版です。

これまで、ものづくり市に出店していたなかよしタッチオルゴールは人の体に流れる微小電流を利用したタッチセンサで、動作がやや不安定でしたが、今回の新バージョンでは新しいPICに内蔵の容量検知方式(CPS: Capacitive Sensing)のタッチセンサを利用して、前より安定動作するようになっています。

使用する部品は次の表のとおりです。
マイコンPIC12F1822
圧電スピーカーPKM13EPYH4000-A0など
スイッチタクトスイッチ
ブレッドボードEIC-301
電池ボックス単三×2本
電池スナップこんなもの
注)各部品のリンクはは2012年1月現在の秋月電子の商品ページです。

回路図はこんなのです。

そして、ブレッドボードの配線図はこんなふうになります。


ブレッドボードの配線図の下のほうの、赤丸で囲った青色の配線を変更することで、曲を変更することができます。青色の二つの配線の仕方の組み合わせで、4曲を選べます。


また、その左の赤色の配線で、自動演奏と手タッチ演奏を切り替えます。赤い配線をを外すと自動演奏になります。自動演奏とは、いわゆる普通のオルゴールの動作です。赤色の配線を接続するとタッチ演奏になります。

遊び方は次のとおりです。

◆自動演奏モード(赤い配線を接続)
スタート・演奏ボタン(タクトスイッチ)を押すとオルゴールの演奏が始まります。
演奏途中でボタンを押すと演奏が終ります。

◆タッチ演奏モード(1人で演奏)(赤い配線を外す)
まずスタート・演奏ボタン(タクトスイッチ)を1度押すと、演奏スタンバイの状態になります。
その後、タッチセンサ①を指で触ると、音が1つ鳴ります。タッチセンサにタッチするたびに、音が1つずつ鳴ります。曲の楽譜(音程)はマイコンが覚えていて、タッチするたびに、曲の楽譜が順番に鳴ります。タッチのかわりにスタート・演奏ボタンを押しても音が鳴ります。


◆タッチ演奏モード(2人で演奏)(赤い配線を外す)
基本的な動作は1人でのタッチ演奏モードと同じです。
まず、スタートボタンを押す前に、一人がタッチセンサ①に、もう一人がタッチセンサ②に触っておきます。
その状態でスタートボタンを押します。これで、演奏スタンバイの状態になります。
その後、二人が指と指をタッチすると音が鳴ります。指以外でも二人が体のどこかにタッチすると音がなります。
演奏中は、このとき、ふたりとも、タッチセンサを触っている指は、はなさずに、ずっと触ったままの状態にしておきます。

二人でタッチ演奏のようすはこちらの動画をご覧ください。

◆その他補足:
※自動演奏とタッチ演奏は曲の途中でも切り替え可能です。

※タッチ演奏のときに、たまに音が鳴り続けて止まらなくなることがあります。そのときは、タッチセンサにもう一度タッチしてはなすと止まります。

※1人でタッチ演奏している途中で、2人でのタッチ演奏に変更したい場合は、まず一人がタッチセンサ②に触っておきます(はなさない)。
次に、二人目の人がタッチセンサ①を触ります(はなさない)。すると音が鳴り続けます(止まる場合も)。
音が鳴り続けた場合は、二人の指と指などをタッチしてはなすと音が止まります。
その後、二人でタッチ演奏ができるようになります。

マイコンのプログラムはこちらからダウンロードしていただけます。
 <マイコンのプログラム

ここに置いてあるプログラムでは、著作権の問題のないと思われる童謡などの曲が4曲入っています。
プログラムを書き換えることで、好きな曲を入れることができます。そのための楽譜データを作成するツール(エクセル)も一緒に入っています。具体的な方法は、また後日紹介させていただく予定です。
楽譜データの作成方法はこちら

ちなみに、今回ご紹介した回路は圧電スピーカを使った簡単な回路ですが、1月の「親子で電子工作」で製作したものはダイナミックスピーカーを使っているので、回路がもう少し複雑になっています。そちらの作り方は、また後日、紹介させていただきます。


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2012年2月3日金曜日

Writer509制御ソフトの更新

Writer509のPC側制御ソフトW509CsとそのLinux版であるW509Monoを久しぶりに更新しました。ヴァージョンはどちらもVer.0.2.2です。前に公開していたヴァージョンから、番号が飛んでいたりしますが、それは、自分用にちょこちょこ更新して、公開はしていなかったためです。とは言っても、それほど大した変更はしてませんが。
主な更新内容は次のとおり。

◆対応デバイスの追加:
PIC10F200とPIC10F222に対応しました。
(動作確認はPIC10F200のみ)

◆バグ修正
・デバイスのメモリサイズより大きなHEXファイルを読み込んだ時に例外が発生するバグを修正
・ファイル選択ダイアログを何も選択せずに閉じたときに例外が発生するバグを修正(W509Csのみ)

↓ダウンロードはこちらから↓
W509Cs Ver.0.2.2
W509Mono Ver.0.2.2
※上記のダウンロードファイルの中の「deviceconfig.dat」 に誤りがありました。
↓こちらから修正版をダウンロードして差し替えてください。
DeviceConfig.dat修正版


昨年の12月末頃から、ファイルの置き場所にVectorさんを使っています。ダウンロードされる方に、ウイルス等のご心配をおかけしないためです。それと、Vectorさんだと、ダウンロード数を集計して毎月末にメール配信してくれるサービスがあります。それで、どの程度、ダウンロードしていただいているのか知ることができます。

ちなみに、これらの2つのソフトの12月末から1月末までのダウンロード数は次のとおり。
・W509Cs: 27
・W509Mono: 4

このほか、Writer509CDC7セグLEDゲーム×4もVectorさんに置いています。これらのダウンロード数は次のとおり。
・Writer509CDC: 13
・7セグLEDゲーム×4: 32

どれも、私の予想以上に多くの回数ダウンロードされています。
しかし、このブログにコメントなど、足跡を残して頂いた方はおられませんでした。ちょっと寂しい・・・。
それはさておき、純正のライタであるPICkit2が3500円で手に入るのに、手づくりのライタを使用されている方がこれほどおられるとは、ちょっと嬉しい感じがします。

(2012/04/05追記)
デバイス定義ファイル「DeviceConfig.dat」に誤りがありましたので修正版を置いておきました。
PIC10Fシリーズに誤りがありました。
この間違ったファイルを使用すると、calibrationデータが破損してしまいます。ご注意ください。
もし、calibrationデータが破損してしまった場合は、アドレス「104h」または「204h」のバックアップの値は無事ですので、オレンジ電子さんのオリジナル版の書き込みソフト「W509」などで修復することができます。
申し訳ございませんでした。


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