2012年6月11日月曜日

大文字山の地学


またまた電子工作とは関係のないネタです。
昨日、京都市青少年科学センター主催の自然観察教室「大文字山の地学」というイベントに親子で参加してきました。大文字山をハイキングしながら、石を観察したりして、地学のお勉強をするというものです。募集定員40人に対して、約倍の応募があり、倍率約2倍の人気講座に、無事当選し、参加することができました。
コースは、銀閣寺を出発点として、火床、大文字山三角点から池谷地蔵を経由して、比叡平がゴールです。講師は(財)益富地学会館主任研究員の藤原先生です。と言いましても、もちろん、私も今日まで存じ上げませんでした、スミマセン・・・。

集合場所で、今日の地学学習の道具として、ルーペと、ハンマーと、保護メガネを貸してもらいます。ハンマーで石をたたき割って、ルーペで観察するそうです。ハンマーは、かなりでっかい、物騒なものです。

まずは、スタート地点の銀閣寺にて。いきなり、銀閣寺の門前の石畳をみんなで観察しました。

なんとも、怪しい集団です。もちろん、普通に観光客の方々がおられまして、不思議そうに見られていました。
先生曰く、ここの敷石を見ると、大文字山の石がひととおり見られるそうです。

次に、少し大文字山の方へ歩いて、登山口の小川沿いで花崗岩を観察しました。
説明されているのが藤原先生です。花崗岩の中に半花崗岩(アプライト)というのがみられるそうです。
そして、ハンマーで石の割り方のレクチャーを受けます。
かなり物騒な感じです。保護メガネをしていないと、本当にヤバイです。砕けた石が本気で飛び散ってきます。
子供たちは、石の観察よりも、石を割るのを楽しんでいます。
「アプライト?何それ?」って感じです。

次は、大文字山を少し登って、メインの登山道から少し外れたところにある「太閤岩」です。ここは豊臣秀吉の時代に石を取った石切場だそうです。

ここで再び、石割ゲーム開始です。
今回の目当ては、花崗岩の中にある「褐簾石」です。説明すると長くなるので、詳しくはリンク先をご参照下さい。

ここでの石割ゲームが終わると、しばらく登山です。火床を経由して、大文字山の三角点で休憩、昼食を取りました。

昼食を終えて、さらに滋賀県方向へ進みます。池谷地蔵に向かうメインストリートから、途中で外れて、ホルンフェルスの露出しているところに到着。ここで3度目の石割りゲームです。ここでのお目当ては、ホルンフェルスの中の菫青石(きんせいせき)です。しかし、花崗岩とは違って、ホルンフェルスはとても硬いです。大人が本気で叩いても、全く割れない石もあります。子供たちは、真剣に石を叩きます。しかも、菫青石は、なかなか見つかりません。

 石割ゲームに疲れたところで、池谷地蔵へ向かって再び歩き出します。、そして池谷地蔵からは皇子山カントリークラブへの舗装道路を歩きます。途中、道路から少しわき道へそれたところに花崗岩の洞窟があります。
ここでは、再び花崗岩の中の褐簾石を探します。しかし、ここでは、石を割るのではなく、花崗岩が風化した砂を拾います。それをおうちへ持って帰って、水洗いして砂金探しの要領で、褐簾石を探してください、と。子供たちは、山盛り花崗岩の砂をたっぷり袋に詰め込みました。そして、その砂袋の1つは私の背中のリュックの中へ・・・ずっしり、ウェイトトレーニングです。

再び、車道を皇子山カントリークラブの方向へ向かって、そして、わき道に少し入ると、今度は大理石があります。これまでは、花崗岩とホルンフェルスばかりでしたが、ここは、突然、きれいな白い大理石が露出しています。ここが、今日の最後の観察場所です。

最後の観察を終えて、来た道を池谷地蔵まで戻り、そして、比叡平バス停でゴールです。
ゴールに到着したとき、私のリュックも、そして子供のリュックも、採集した石の標本などでズッシリです。上の子のリュックは、ビックリするほど重かったです。

講師の藤原先生と、もう一人、サブ講師(?)の方(お名前忘れました、スミマセン・・・。)、それに科学センターのスタッフの方々、みなさん、石好き、そして子供好きというお人柄がにじみ出ている方々でした。子供たちが、採取した石を持って、次から次へと質問に行くのですが、その質問に、全て、丁寧に、楽しく対応して頂いてました。とても楽しい一日を過ごさせていただきました。本当にありがとうございました。

大文字山は、生まれ育った地元なので、これまでに何回も登ったことがあったのですが、今日のようなおもしろい場所がいくつもあったとは、全く知りませんでした。近くにも、まだまだ知らない、楽しいところが、いろいろとあるものですね。

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